
社会人になるまで「美容」にまるで興味がなかった。
シャンプーやボディソープは家族共有の物を使っていたし、ハンドクリームや香水といった類の物にはこれっぽっちも関心がなかった。
母親の勧めで化粧水と乳液は使っていたが、「きれいになりたい」という欲求ではなく「言われたからなんとなく」使っていた。
今では母親に感謝している。
早いうちから肌の手入れをしていたおかげで「肌きれいですね」と言われることの方が多いからだ。
では社会人になってからどのように変わったのかと言えば、それほど大きくは変わっていない。
友人に勧められて歯が白くなると噂の歯磨き粉を試したり評価が高いシャンプーや化粧水を使ってみたりという変化はあるが、それらも「なんとなく」やっているに過ぎない。
俺はこの美容意識の低さにコンプレックスを感じている。

爪が伸びていても気にしない。乾燥して唇が裂けてもリップクリームを使わない。近場に買い物に行くだけなら髪がボサボサでも気にならない。自分に合う髪型を保つためでなく、髪が伸びてきたからという理由で美容院に行く。
もうどうしようもなくだらしない男だと自分でも思う。
「でも実際こんなもんじゃない」と容認してくれる方もいるだろう。だが「モテる」人の考え方は違うはずだ。流行りに敏感で、自分に合った髪型や服装を熟知している。季節に合った色を選び、「なに使ってるの?」と思わず聞きたくなるような良い香水を使っている。
前者と後者でどちらが「モテる」かと聞かれれば、間違いなく後者だ。
美容への関心を高めることで得られるメリットは……
- 肌質や髪質が改善する
- 自己分析能力が向上する
- 流行りに敏感になる
- 髪型や服装に敏感になる
- 美容の知識が身につく
- 自信が持てるようになる
これら1つ1つに注力することが、清潔感を生み出す秘訣なのだと俺は考えている。
美容意識が高く爽やかな男性が増えている昨今、彼らと渡り合うためには最低限同じ知識を持つ必要がある。そこから恥を忍んで己と向き合った者だけが、イケメンオーラを習得することができるのだろう。
美容への関心を高め、自分を磨くこと。
その過程で自分を知ることは「モテる」ために必要な工程ではないだろうか。
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